丘の上 幸西ワイナリー 長野県塩尻市
〜丘の高台斜面にある手入れの行き届いた美しい葡萄畑に囲まれた、ご夫婦おふたりの醸造所〜
丘の上幸西ワイナリー 代表者 幸西義治氏
住所 長野県塩尻市片丘9965-6
創業年 2019年(ワイナリー完成年)
年間生産量 約2600本
自社畑 約0.5ヘクタール
広島県東広島市ご出身の幸西義治氏は、長野県内の大手精密機器メーカーに就職され開発設計を担当されていましたが、長く住まわれる間に長野のワイン文化に触れて興味を持ち塩尻市観光ワインガイドの資格を取得。活動するなかでより深くワインに傾倒し、長野ワイン生産アカデミー、塩尻ワイン大学、里親ワイナリー醸造研修等に参加。2015年には、会社を早期退職して、ワイン用葡萄の栽培を開始されます。2019年、自身の葡萄畑にほぼ接した丘の高台、松本市と塩尻市を結ぶ山麓線「アルプス展望しののめのみち」沿いに、果実酒製造免許を取得してワイナリーをオープンされました。
ワイン用欧州品種(メルロ、カベルネソービニヨン、カベルネフラン、シャルドネ、ソービニヨンブラン)が植わる、標高750メートル地点の程よく傾斜した西向き斜面の垣根式自社畑は、ご夫婦おふたりの目が行き届いて下草や房周り除葉の管理がされ、繁る青々とした葉と綺麗に並ぶ完熟葡萄の房色のコントラストが美しい、気持ちの良い畑になっています。ちなみに、ワインのラベルに描かれている縞々線模様は、垣根仕立自社畑を簡略化した畑全景図となっており、線(ラインが垣根)に色が付いている箇所(赤品種は赤線、白品種は緑線)が、そのワインに使用している葡萄品種の植わっている位置を示しています。畑に愛情を注がれる自社葡萄使用のワイナリーさんならではのラベルデザインです。おふたりが丹精込めて健全にしっかり完熟させた自家葡萄を小仕込みし、鮮やかな果実感に溢れるワインに仕上げていらっしゃいます。