ガクファーム&ワイナリー 長野県松本市

〜おひとりで探究する、この土地らしさを表現した精度の高い力強くも美しいガレージワイン〜

株式会社ガクファーム 代表者 古林利明氏

住所 長野県松本市笹賀

創業年 2020年(ワイナリー開始年)

年間生産量 約-本

自社畑 約0.9ヘクタール

ガクファームワイナリーの建物ガクファーム&ワイナリーの壁面ロゴガクファーム自社畑の様子

【左】車庫改装の醸造場の建物  【中】ガクファーム醸造場壁面のロゴ  【右】醸造場に隣接する自園畑

 

 長野県松本市南寄りの端、塩尻市との市境にあるガクファーム・アンド・ワイナリーさんは、2020年9月2日「信州松本平ワインシードル特区」を利用して酒造免許を取得。ご自宅にある、個人宅としては広めの車庫を改装して醸造所をスタートさせた、まさに“ガレージワイナリー”を地で行く、小規模な個人ワイナリーさんです。代表の古林利明氏は、国立大学の電子工学科を卒業し、大手電機メーカーに勤務後、1990年に独立されおひとりの翻訳事務所を設立。ご自宅内でIT関連や電子機器系の技術文書や特許文書の翻訳の仕事をされて来ましたが、東京や海外等とのネット上でのやり取りが多く、地元との接点がほぼ無い生活を長年されていたため、太陽の元で地域に根付いた仕事をしたいと思うようになり、ワイナリー起業に向かわれます。2014年には塩尻市が主催した「塩尻ワイン大学」を受講しワイナリー設立へ栽培・醸造の知識を深め、醸造所開設前にはフランスのワイン産地などを巡って見聞を広めていきました。自園畑に関しては、ご両親が農業をやられていたこともあって、元々持っていた自宅(=ワイナリー)周囲の畑(松本市笹賀今)と、車で約5分ほどの場所にある畑(塩尻市岩垂原)の2ケ所があり、ワイン用葡萄は、メルロ、ピノグリ、シャルドネ、ピノノワール、カベルネフラン、シュナンブラン、シラー、ヴィオニエ、サンジョベーゼ、その他にも少量ずつ、いろいろな葡萄を栽培されています。植えた苗木は、土壌に合った台木と既存の葡萄樹から優良選抜した穂木との組み合わせを考慮し、ご自身の手で1本1本納得する接木を行ったゆえに思い入れの深いものとなっています。生育期間中において殺虫剤の使用は、基本的に萌芽前の硫黄合剤のみとし必要最小限に抑え、除草剤は使用していません。信州松本平南部、標高約700メートルの冷涼な空気と強い陽射し、内陸性気候による昼夜の気温差が大きく、少ない雨量と長い日射、果樹栽培に適した気候の特徴に添った自然の恵みを活かす丹念な栽培と醸造で、この土地らしさを反映した、緻密で精度の高い力強くも美しいワインを生み出しています。

 ワイナリー名「ガク(岳)ファーム」は、山登りが趣味なことと、この地域が北アルプス穂高連峰を源流とする河川から流れ出る土砂でできた土壌が含まれている事から、一番好きな山「穂高岳」をロゴのモチーフに採用するとともに命名。各ワインの銘柄名にも、それぞれに登山用語や山にまつわる言葉が使用されています。

「ガレージワイン」とは・・・・ガレージ(車庫)のような小規模な醸造施設で、少量生産されたワインの事。特にフランス・ボルドーやアメリカ・カリフォルニアにおいて、品質志向を高めたプレミアワインの製造のみに特化した小規模ワイナリーのものをガレージワインと称する事が多い。

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店長 今井 博

■プロフィール■

・1988年より酒販売に従事する。

・1990年 第40期サントリーソムリエスクール卒業

・利き酒師「SSI日本酒サービス研究会・酒匠研究会認定」

・フランスワイン・コンセイエ「SOPEXAソペクサ・フランス食品振興会認定」