秩父ワイン 埼玉県秩父郡小鹿野町
〜戦前から秩父の地で脈々と、代々研鑽されてきた純国産ワインの名作〜
有限会社秩父ワイン 代表者 島田安久氏
住所 埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄41
創業年 1940年
年間生産量 約10万本(国産比率100%)
自社畑 約5ヘクタール(地元産葡萄は、すべて自社畑) 甲州は山梨県産使用。ベリーAは山梨県産と、地元自社畑産使用。
【左】ワイナリーの看板 【中】秩父ワイン醸造所・建物 【右】ワイン売り場 【左】秩父ワインのラインナップ 【中】醸造所内・発酵タンク 【右】レインカット垣根仕立のメルロ自社畑 【左】秩父ワイン自社畑メルローの房 【中】カベルネソービニヨン垣根自社畑 【右】自社畑カベルネソービニヨンの房
秩父ワイン創始者 浅見源作
「源作ワインは、自然のままのワインが命だ。お天道さまがつくったぶどうを発酵させて、よく寝かせて、健康なワインをつくる、これが大切だ。」「ワインづくりは商売を大きくしたら駄目だ。大きくするといいものはつくれない。」
1889年、秩父・両神村に生まれた浅見源作。浅見家は「あたらし屋」という屋号のとおり、新しいもの好き・アイデアマンの家系でした。源作自身、英語や自転車などに興味を持つ、チャレンジ精神に富んだ少年だったとか。1933年、息子・慶一の愛読書「ロビンソン・クルーソー漂流記」の、山羊の乳と葡萄で命をつないだという話からヒントを得て、ブドウ作りを開始し、1936年にワイン造りに成功。1940年に「秩父生葡萄酒」として売り出すものの、売れゆきはよくありませんでした。日の目を見たのは、1959年にフランス人神父、ピエール・ローランドとラバウル・ローランドの兄弟により「ボルドーの味!!フランスの本場のワインの味です」と賞賛されてから。以来、知る人ぞ知る秩父の銘醸ワインと、評価も高まっていきました。1985年、源作は95年の生涯を終えますが、その情熱は今もなお、名前とともに「源作印ワイン」に伝えられています。日本百名山のひとつである雄大な両神山の麓、美しい自然に恵まれた地が源作印ワインのふるさと。寒暖の差が激しい、アルカリ性土壌のブドウ栽培に最適な環境です。この地で研究に研究を重ね、土作りからこだわった自分の畑で元気な葡萄を育て、自然そのものの味が息づくワインを送り出しています。 秩父で初めてワインを造った源作の信念は、「お天道さまが作ったぶどうを発酵させて、よく寝かせた、健康なワインを造る」ことでした。このワイン造りのひたむきな姿勢は、今の四代目・島田安久氏、五代目・島田昇氏にもしっかりと受け継がれています。
1,936円(税176円)
1,936円(税176円)
1,375円(税125円)
2,805円(税255円)