ジョージアワイン
【左】甕壺(クヴェヴリ) 【右】地中に埋めて使用するクヴェヴリの醸造場
ジョージアは黒海に面し、大陸性気候に恵まれ、「ぶどうの発祥の地」ともいわれる東ヨーロッパのコーカサス地方にある国です。この地で始まったワイン造りの歴史は紀元前8000年までさかのぼり、世界最古のワイン産地のひとつとされています。また、ジョージア原産の土着固有葡萄品種の種類は500種を越え、その種類の多さは、世界中で例がありません。そんな多種なヨーロッパ品種(ヴィティスヴィニフェラ)が自生可能な栽培適地で、いにしえより受け継がれてきたジョージアワインの醸造方法において最も特徴的なのが、「Qvevri(クヴェヴリ)」と呼ばれる大型の壺を用いて発酵を行うところです。 このクヴェヴリ製法とは、ブドウを壺の中で(この壺の内側はオーガニックな材料の蜜蝋でコーティングされていてる)発酵させるのですが、さらに壺を地中に埋めることで一定の適温での発酵が実現されるといいます。この製法こそがワイン作りの起源に準ずるもので、今なお産地全体として行い続けているのは唯一ジョージアだけとなります。日本の和食料理がそうであったように、その歴史と独自性が認められ、ジョージアで太古より継承されてきたクヴェヴリ(土壺)を使用した伝統的なワイン造りの手法は、2013年12月にユネスコの無形文化遺産に登録されました。恵まれた気候により化学的薬品をほぼ使用しない栽培に始まり、醸造においては添加物をほとんど加えず、できる限り自然に任せる壺(クヴェヴリ)での製法は、樽やステンレスタンクでの発酵では得られない豊かな果実感を持ったオーガニックな有機ワインを作り出します。大地の気をも取り入れると言われる、この壺(クヴェヴリ、アンフォラ)での製法は、最古にして最新の醸造方法として、世界各国の熱心な自然派醸造家が注目し取り入れ始めました。特に白ワインは他国のものとは大きく醸造過程が異なり、白なのに葡萄の皮も種も一緒に発酵させる「醸し(かもし)発酵」で造られています。この醸し発酵で作られた白ワインの色合いは、濃い黄色〜橙(オレンジ色)〜茶色(アンバー色)になり、日本では、「オレンジワイン(橙ワイン)」と呼ばれ、いちジャンルのワインとして認知されはじめています。
クヴェヴリワインセラー ルカツィテリ2021年橙 750ml 【ジョージア】
3,674円(税334円)
濃密な黄桃系の完熟果実やドライアプリコットのアロマと風味を持ちます。アカシアの蜜や花の蜜の要素も持ち、程よく溶け込んだスパイシーなタンニンは口当たりをやさしく包みます。
3,685円(税335円)
クリアなオレンジカラー、アップル ティーやカリンジャム、洋梨の香り、果実味の甘さのあるアタック、 ビワを食べたようなほろ苦さと甘味のバランス、ジューシーさもあ り心地の良い逸品です。
3,685円(税335円)
濃い オレンジカラー、アップルティーやピーチティー、茶葉の香りとトロ ピカルな香り、バランスよくスムーズな口あたりにほろ苦さとタン ニンが心地よく溶け込んだ上質な仕上がりで、アフターにも南国の アロマが立ち上がります。
マカシヴィリワインセラー ルカツィテリ2021年橙 750ml 【ジョージア】
3,344円(税304円)
伝統的な土器「クヴェヴリ」で醸造さるアンバーワイン(オレンジワイン)。白い花や柑橘果実の爽やかな風味。フレッシュかつ豊富なフェノリックな要素が特徴です。
ドレミ ルカツィテリ2022年橙 750ml 【ジョージア】
3,300円(税300円)
SOLD OUT
造り手の謙虚で誠実な人柄がにじみ出る、糖度のった葡萄を使用したフルボディなアンバーワインです。品質のブレが少ない意識の高い造り手との事。
ドレミ ルカツィテリ/ムツバネ2022年橙 750ml 【ジョージア】
3,300円(税300円)
SOLD OUT
造り手の謙虚で誠実な人柄がにじみ出る、糖度のった葡萄を使用したフルボディなアンバーワインです。品質のブレが少ない意識の高い造り手との事。華やかな中にも紅茶のような渋味がある、醸しの効いたワインです。
フェザンツティアーズ ポリフォニア2022年ロゼ 750ml 【ジョージア】
2,838円(税258円)
SOLD OUT
ジョージアに525種類あるとされる土着品種のうち、417種類が入っているフィールドブレンド。西部から東部のジョージア州の白、赤、ロゼの品種のブレンドです。