サドヤ シャトーブリアン 山梨県甲府市

〜大正六年創業以来続く、伝統の本格辛口ワイン造りに、更なる磨きをかけ新時代へ〜

株式会社サドヤ

住所 山梨県甲府市北口3-3-24

創業年 1909年(ワイン醸造開始は1917年)

年間生産量 約30万本

自社畑 約5ヘクタール

サドヤショップ棟サドヤショップ店内サドヤチャペルと醸造棟

【左】ショップの建物  【中】ショップ内の様子  【右】画像の右側が醸造棟

サドヤ醸造場サドヤ地下貯蔵場サドヤ自社畑

【左】醸造場内の様子  【中】醸造所地下の樽貯蔵場  【右】約5haと広い自社一枚畑の斜面

 醸造所が数多くある山梨県でも老舗ワイナリーである「シャトーブリヤン」のブランドで有名なサドヤさんの歴史は古く、1909年(明治42年)江戸時代より続く「油」佐渡屋を、洋酒・ビールなどの代理店「サドヤ洋酒店」に転業。1917年(大正6年)、サドヤ洋酒店を営んでいた6代目今井精三氏が、ワイン醸造販売を手がける「サドヤ」を創業しました。精三氏が長男の友之助氏と共に農場を開墾するまでの間、勝沼産ブドウから造る「甲鐵天然葡萄酒」を商標とするワインを醸造、販売していました。1936年(昭和11年)甲府市善光寺町の山林斜面を開墾した、サドヤ農場(約5ヘクタール)にフランスより導入した約40種類の醸造用品種を植えます。1936年に植えたブドウから納得のいく品質のワインが造れるようになるまで10年。1946年産のワインをシャトーブリヤンと名付け発売するまで4年(1950年に発売開始)。フランスのワイン造りを参考に始まったサドヤさんのワインづくりの長き歴史は、食事の中にある本格的辛口ワインを造ることを基本に、現在まで受け継がれています。

「サドヤ農場」山梨県甲府市善光寺町・・・・・甲府駅付近にあるサドヤワイナリーから、約3キロの距離に有る、山梨県では珍しくひとまとまりで5ヘクタールもある自社畑。1936年に開墾された歴史ある畑は、山の南西斜面(平均斜度18度)、標高約300メートルの地点に位置し、すべて棚仕立てでヨーロッパ品種(カベルネソービニヨンとセミヨンが約半々の面積。メルロが少々)が植えられています。開墾当時の白黒写真に写っていましたが、当初はヨーロッパ式の密植垣根仕立てをしており、日本の気候に合わず失敗。棚仕立てに変更しつつ、品種選択をしていった結果、カベルネソービニヨンとセミヨンがこの土地に根付きました。昔から、いかに本格的なワイン造りに挑戦し続けていたかが伝わります。また、下の写真を見ていただきますとわかるように、畑から出てきた石で石垣が築かれている様子から、土中には大きな石が堆積していて、水はけの良い斜面となっています。風が流れ日当たりの良い南西斜面から熟す葡萄は、平均糖度20度を超えます。この葡萄は、おもにシャトーブリヤンに使用されており、サドヤさんのワインの根幹を担っている素晴らしい自社畑です。
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店長 今井 博

■プロフィール■

・1988年より酒販売に従事する。

・1990年 第40期サントリーソムリエスクール卒業

・利き酒師「SSI日本酒サービス研究会・酒匠研究会認定」

・フランスワイン・コンセイエ「SOPEXAソペクサ・フランス食品振興会認定」