五一わいん エステートゴイチ 長野県塩尻市

〜世界に誇る日本最高峰評価のメルロー産地“桔梗ヶ原”を築き上げた先駆者〜

株式会社林農園 代表者 林幹雄氏  醸造責任者 猪狩信次氏

住所 長野県塩尻市大字宗賀1298-170

創業年 1919年

年間生産量 約65万本

自社畑 約7ヘクタール

五一わいんの建物五一わいんの看板五一わいんのショップ店内

【左】ワインショップ店舗建物  【中】五一わいん入口看板  【右】ショップ店内カウンター

五一わいん醸造棟五一わいんの醸造場五一わいんの樽貯蔵場

【左】五一わいん醸造所建物  【中】発酵タンク  【右】樽貯蔵場

五一ワイン自社畑スマートマイヨルガー仕立て五一ワイン自社畑ポット栽培五一ワイン社長様に案内していただく

【左】スマートマイヨルガー仕立自社畑  【中】試験的なポット栽培自社畑  【右】林幹雄社長に案内していただく

 

 1911年(明治44年)林五一氏が信州桔梗ヶ原に入植し、ブドウなどの果樹栽培を始め、1919年(大正8年)に初めてワインの醸造を開始し、第一号ワイン「鷹の羽生ブドウ酒」が生まれます。1931年(昭和6年)には、現在も製造販売を続ける濃縮果汁ではない果汁100%のブドウジュースを発売するなど、その先見性と独創性は現在の日本ワイン業界の礎にもなっています。戦後間もない1952年(昭和27年)に山形県より持ち帰った「メルロー」を桔梗ヶ原の畑に植えました。塩尻一帯では甘味ブドウ酒の原料として耐寒性の強いアメリカ系ブドウのコンコードやナイアガラなどが多く栽培されていましたが、甘味果実酒の需要落ち込みが顕著になった1970年代に、当時のブドウ受け入れ先ワイナリーであったメルシャンと林農園が中心となり、この一帯のブドウ畑で、大規模なメルローの植え替えが進められます。そんな最中の1975年(昭和50年)には創業者の名前を冠した「五一ワイン」をリリースします。1993年(平成5年)には自社農園のシャルドネについた貴腐を発見し、貴腐ワインの醸造に着手。1997年産貴腐ワインが国際コンクールで金賞を受賞するまでになります。現在では自社栽培のメルローを軸に、ヨーロッパ品種のカベルネソービニヨン、カベルネフラン、シラー、シャルドネ、ソービニヨンブラン、ピノノワールなどにも着手。地場のコンコードやナイアガラ、竜眼なども使用しワイン造りを行っています。

 

「長野県桔梗ヶ原のメルロは五一わいんから」・・・1952年(昭和27年)、創業者の林五一氏は、山形県にあるぶどう酒メーカーを訪問。その家にあったメルロの枝をもらい接ぎ木したところ根付きました。厳しい気象条件や、病害虫にも堪えぬき、今でも五一わいん自社農場の一角に生き残っています。これが現在の桔梗ヶ原におけるメルロの始まりとなりました。それ以来、塩尻市に栽培が広がり、日本で最も評価の高いメルロ産地のひとつと周知されることとなりました。また、シャルドネやセミヨンで、貴腐ワインを造るなど、手間のかかるスペシャル品もいち早く手掛ける熱心な醸造所です。
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店長 今井 博

■プロフィール■

・1988年より酒販売に従事する。

・1990年 第40期サントリーソムリエスクール卒業

・利き酒師「SSI日本酒サービス研究会・酒匠研究会認定」

・フランスワイン・コンセイエ「SOPEXAソペクサ・フランス食品振興会認定」