ルミリュウ 長野県安曇野市

〜長い経験を持つ醸造家ふたりが協力して始まった、安曇野初の小規模ワイナリー〜

合同会社ル・ミリュウ 代表者 塩瀬豪氏

住所 長野県安曇野市明科七貴4671-1

創業年 2018年

年間生産量 約-本

自社畑 約1.5ヘクタール

ルミリュウワイナリーの建物ルミリュウワイン販売所の看板ルミリュウワインの販売所

【左】元JA支所を改装したルミリュウワイナリー  【中】ルミリュウワイン販売所内の看板  【左】限定で営業する小さなワイン販売所

 

 それぞれに地元安曇野の別ワイナリーで長い醸造経験を持たれている醸造家、塩瀬 豪氏斎藤 翔氏が意気投合し、北アルプス・安曇野ワイン特区第1号として小規模ワイナリー「合同会社ルミリュウ」を2018年、お二人ともに同年齢にして30歳という情熱溢れる若さで起業されました。 ワイナリー名の「Le milieu(ル ミリュウ)」とは、フランス語で「真ん中」「中心」を意味し、小手先に走らず本質を真っ直ぐ貫き、ワイン造り中心の生き方をするという想いとともに、別々のワイナリーで学んできた経験を活かし2人が意見を出し合いながら”エレガント”や”フィネス”を感じられるような、食卓の輪の中心を担うに値する、納得できる品質のワイン造りを目指そうと名付けられています。代表の塩瀬さんは、長野県小諸市ご出身。2008年に「あづみアップル」に入社し、栽培と醸造に携わり、広島市の酒類総合研究所でも学んで経験を重ねてきました。あづみアップルの代表銘柄であるソーヴィニヨン・ブランの醸造を任され、「日本ワインコンクール」での銀賞受賞も経験されています。もう一方の齊藤さんは、長野県安曇野市三郷のご出身。南アフリカへ留学したり、高知県で漁師さんに弟子入りするなど見聞を広めた後、帰郷して地元の飲食店に就職。そこでソムリエの資格を取得され、仕事柄ワインへの興味が募り造り手の道に。「楠わいなりー」で3年間、「安曇野ワイナリー」で2年間、栽培・醸造をされました。ルミリュウを立ち上げた現在もソムリエの仕事を続けられていて、ご自身のワインの評価をお客様からダイレクトに聞けるポジションに身を置き、その意見もワイン造りに活かしています。

 元JA支所の建物を改装したルミリュウさんのワイナリー近くにある安曇野市明科天王原と、少し離れた安曇野市三郷に、ワイン用欧州系葡萄品種(シャルドネ、メルロ、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、ピノノワール、ネッビオーロ、シラーなど)が植わる約1.5ヘクタール以上ある広い自社畑を持っています。主力の明科天王原圃場は、昔は桑畑でしたが、耕作放棄地の状態だったところを斎藤さん達により、2013年に10ヘクタールがワイン用葡萄畑として再度開墾され、そのうちの約1.5ヘクタールがルミリュウさんの自社畑となりました。その場所は、「あづみアップル青木原圃場」→「サッポログランポレール安曇野池田ヴィンヤード」→「ルミリュウ天王原圃場」と続く、標高約600メートルの西向きの斜面になっており、大手ワイナリーさんも参入しているワイン用葡萄栽培に実績のある絶好の位置にあります。

 造るワインは、安曇野近隣も含む契約の葡萄と林檎も使用しますが、自社のヨーロッパ品種ワインを主体銘柄とし、若者が挑戦する安曇野特区最初のワイナリーをあたたかく応援してくれる地元の人々に恩返しできるワインを造っていきたいとのこと。規模を追うのではなく、恵まれた広い畑から出来る自社葡萄を増々厳選していって質を高め、数量は少なくても納得できる味わいで地元安曇野の人達に長く愛されるワインになる事を目指されていますが、県外の当店にも少しわけていただいております。ありがとうございます!
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店長 今井 博

■プロフィール■

・1988年より酒販売に従事する。

・1990年 第40期サントリーソムリエスクール卒業

・利き酒師「SSI日本酒サービス研究会・酒匠研究会認定」

・フランスワイン・コンセイエ「SOPEXAソペクサ・フランス食品振興会認定」