じきの畑 北海道余市郡余市町
〜有機栽培を実践し、余市の自然と共生するワイナリー。ご家族の”生き方”が滲む生命感溢れるナチュラルワイン〜
代表者 村田均氏
住所 北海道余市郡余市町登町
創業年 2017年(葡萄栽培開始年)
年間生産量 約-本
自社畑 約1.4ヘクタール
私たちは季節感を大切にし、大地に真摯に向き合って、人の根幹を為す「食」を豊かにし、持続可能な営みを実践したいと考え、余市町へ移住しました。ただ、最近は持続可能(サスティナブル)という言葉に踊らされるのではなく、この大地や自然環境と馴染むような生活、共生をテーマに営みを送っています。 「じき」には「時季」、「正直」、「喰」の意を込めています。畑担当が「じきの畑」、食・加工担当が「じきの台所」です。「じきの畑様HPより抜粋」
2015年にご家族で余市に移住された村田均氏は、約2年間の農業研修の後、2017年に自然との共生を目指す有機でのワイン葡萄栽培を開始。ワイン用葡萄の栽培(グリューナーフェルトリーナー、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、ピノブラン、ガメイ、ツバイゲルトレーベのヨーロッパ品種のみ)を主軸に野菜・梅・栗の栽培も行い、圃場は全て有機JAS認証を取得しています(特にグリューナーフェルトリーナーは、穂木を自己輸入して栽培)。お話をお聞きすると、作物だけでなく、余市の豊かな自然に育まれた、山菜・茸・渓魚・鹿などの恵みも、村田さん自ら釣りや狩猟を通じて入手するなど、より地域と密接した持続可能な生活スタイルを実践されているとのことです。
醸造においては、2017年の仕込みから毎年10月、11月の約2カ月間、北海道岩見沢市にある10Rワイナリーのブルース・ガットラヴ氏のところに、単身住み込みで手伝いながら勉強しています。じきの畑さんのワインは10Rワイナリーさんで醸造していますが、約10年間はみっちり学んでから、自家醸造所を造るかは考える予定とのこと。野生酵母発酵、無濾過、亜硫酸添加微少または無添加のナチュラルなワインを造る上で、ただ造るのではなくご自身の醸造哲学をも織り込むのに必要な醸造技術を身に付けるため、長い修行期間を設けることは地に足がついた思慮深い方針だと思います。
そんな氏のワインを飲ませていただくと、様々な味わいが息づき、沸き立ってきます。それは、抜栓したてから、時間の経過とともにであったり、瓶の上のほう、底のオリ混じりであったり。削り取る事なく、すべてを内包したワインは生命感に満ち溢れている様に感じます。造り手の生き方、余市の自然の豊かさ、優しさ、厳しさを反映したその年の真実が詰め込まれています。
3,740円(税340円)
SOLD OUT
じきの畑の有機葡萄100%のワインです。今回はシャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、ピノブランの3種類の混醸です。
4,070円(税370円)
SOLD OUT
2022年ヴィンテージの「夕」は、じきの葡萄→9割以上、エコビレッジの葡萄→1割未満(ツヴァイゲルトレーベ100%)で醸造しています。