ドメーヌ ユイ 北海道余市町
〜北の大地に根を下ろし、次代の家族へ胸を張って結ぶ、健やかな自家畑葡萄でのワイン造り〜
株式会社YUI 代表者 杉山哲哉氏 杉山彩氏
住所 北海道余市郡余市町登町
創業年 2019年(2018年畑取得年、2020年ワイナリー開設自家醸造開始年)
年間生産量 約-本(無農薬栽培の自家畑葡萄100%使用)
自社畑 約6.7ヘクタール
北海道余市町でのワイン造りに可能性を求めてお子さん3人と共に東京からご家族で移住された杉山哲哉氏と杉山彩氏のご夫妻は、おふたりとも北海道大学卒なことから、北海道での生活経験と土地勘もある程度あり、この地の理想的な環境が目に留まり魅力を感じられたようです。余市町内にある複数のワイナリーや、札幌の藤野ワイナリー、ニュージーランドのマウントフォードエステートなど様々なタイプの醸造所で幅のある研修を重ね、醸造・栽培の知識を厚く蓄積しつつ、2018年に2ケ所(FarmA、FarmT)、計約6ヘクタールの畑を取得し栽培をスタートさせます。4ヘクタールある余市町登町のほうの自園畑「FarmA」は、眺望の良い南西〜北東斜面に垣根仕立てでピノノワールとシャルドネを2019年からご自身で新たに植栽。一方、2.7ヘクタールある余市町黒川町の自園畑「FarmT」は、前の農家さんから引き継いだ生食用葡萄の古木を中心に棚仕立てでデラウェア、キャンベルアーリー、ナイアガラ、ポートランドを独自に手を加えて収穫量をしっかり抑えながら糖度を高め、なんと無農薬栽培されています。2018年ヴィンテージより「FarmT」自園葡萄のワインを委託醸造ではじめて販売。2020年秋には、ワイナリーが完成し、自家醸造を開始してドメーヌワインとなりました。ワインのスタイルとしては、無農薬、除草剤及び化学肥料不使用で丹精込めて栽培した自園畑の葡萄のみを原料とし、野生酵母での発酵、亜硫酸は無添加又は微少使用で瓶詰めする自然派の造りですが、“オフフレーバーが嫌い”と言われるだけあって、試行検討を重ね最後まで手をかけて精度高く、自然な果実感が溢れる魅力満載のワインに仕上げ、届けて下さっています。
ドメーヌユイさんのご家族が永住の地と決めた余市町は、日本海を北上する対馬海流(暖流)の影響により道内でも比較的温暖で、晴れが多く長い日照時間、昼夜の大きい寒暖差、海に吹き抜ける風があります。高い熟度、豊かな酸を備えたブドウを収穫することができる好条件がそろった果樹栽培に適した気候によって実現する、未来に安心して託せる農薬に頼らずとも持続可能な葡萄栽培をし、ドメーヌユイさん流の手をかけた醸造で生み出す、誰もがニッコリ微笑んでくれる美味しいワインが、みんなを結びつけてくれます。ワイナリー名「Domaine“YUI”」の「結(ゆい)」には辞典で調べると「結(ゆい):人が集まり、協力しあって農業などを進めること」といった意味があり、杉山ご夫妻の思いが込められています。ドメーヌユイ T1ペティアンブラン2023年白微泡 750ml
2,860円(税260円)
SOLD OUT
少し青玉も混ざった状態での収穫となりましたが、絞ってみると全体でとても糖酸バランスの取れたキュベとなりました。今年は貴腐果がほとんどなかったため、爽やかなリンゴの香りにすっきりドライな後味で王道の仕上がりです。
ドメーヌユイ T2ペティアンブラン2023年白微泡 750ml
2,420円(税220円)
SOLD OUT
ドメーヌユイ第2区画のポートランドで作ったペティアンです。今年は全区画で大豊作だったので、収穫一番乗りのポートランドは1週間ほど収穫時期を早めました。そのため昨年と比較して青玉比率が少し多め、糖度が低めの収穫となり、アルコール度数は久々の8.0%、フレッシュな酸が際立つさっぱりした1本に仕上がっています。
ドメーヌユイ T2+53ペティアンロゼМVロゼ微泡 750ml
2,420円(税220円)
SOLD OUT
ドメーヌユイ初のマルチヴィンテージスパークリングワインです。上記2023vtのポートランドのキュベに、2022vtの樽熟1年キャンベル赤をブレンドし、ペティアンにしました。(※ロゼと商品名にありますが実際はクレレくらいの色と味の濃さです。)