ラン セッカ 北海道余市町
〜農家となって北海道の自然と共生し、飲む人を魅了するワインを育む〜
ランセッカ 代表者 山川惇太郎氏
住所 北海道余市郡余市町登町
創業年 2018年(ワイナリー稼働年は2020年)
年間生産量 約-本
自社畑 約2ヘクタール
北海道余市町の隣り町、仁木町の果樹農家に生まれ、北海道大学卒業まで道内で生活された後、本州に渡りオフロード自転車競技のアスリートとして活躍。2015年には子供の頃から持っていた農家になるという思いと共に北海道に戻られたという、文武両道に長けた経歴を有する笠惇太郎(旧姓:山川惇太郎)氏は、2016年から2年間ドメーヌタカヒコの曽我さんの所で研修後、2018年5月余市町登地区に農地を取得してピノノワールとツバイゲルトレーベの赤ワイン用葡萄2種を中心に植栽。約2ヘクタールある自園畑と醸造所の場所は、ドメーヌモンの山中さんの所から道路ひとつ隔てて斜め向かいやや遠方に見える、勾配がある西南西斜面と南斜面にあります。私がお伺いした時は、まだ醸造所は基礎の部分しか出来ていませんでしたが、木工部分はご自身で建てるとの事。個人の醸造所とはいえ、素人が作れるレベルの大きさではなく、完成した姿がちょっと想像つきませんでしたが、その後立派なワイナリーが完成し、2020年9月に酒造免許を取得されました。落ち着いた物腰のなかにも、もの凄いバイタリティーを秘め、ものづくりがお好きで学ぶ力のある方だとお見受けしました。ワインを醸造するにあたっては、果物が本来持っているエネルギーをねじ曲げることなく、良さを引き出す手伝いに注力し、だからといって自然のままに任せて全く放置するわけではなく、必要なときには必要な分だけ最小限の手を加えられるよう知識と経験を積み、葡萄と対話しつつ「うまい」の最適解を導き出してくれる造り手様です。いつもの日常にちょっとしたアクセントを加えたり、ちょっとしたハッピーを運んでくれるような、素直に美味しいと感じさせてくれる素晴らしいハレ(非日常)のワインを私達に届けてくださいます。
Lan Seqqua(ラン・セッカ)さんのワイナリー名は、 Lan は音としてランランラン♪のラン、Seqqua は日本語の“雪華”をもじった造語で、つなげて意訳すると「楽しい雪」となります。厳しく雪に閉ざされる冬ですが、北海道育ちということもあり静寂の冬時間もお好きということと、“楽しくあれ”といった意味もこめて、「ラン・セッカ(楽しい雪)」というワイナリー名にされました。
ランセッカ 早花咲月(さはなさづき)ロゼ2023年ロゼ微泡 750ml
2,200円(税200円)
SOLD OUT
アセロラやスイカといったみずみずしさのある果実感が感じられます。口中では赤っぽい風味とともに少しの苦味が後半を締めくくります。
ランセッカ 早花咲月(さはなさづき)オレンジ2023年橙微泡 750ml
1,980円(税180円)
SOLD OUT
味わいとしてはトロリとした食感(?)もありで独特の飲み口とともにそれに閉じ込められた泡がプチプチとあります。赤いキャンベル感は少なく、醸しナイアガラ感が強め。口当たりと相まってネクターや南国フルーツのような印象とナイアガラの華やかさが同居する不思議な感じです。