ココファームワイン 栃木県足利市

有限会社ココファームワイナリー 代表者 鈴木吉太郎氏

住所 栃木県足利市田島町611

創業年 1984年

年間生産量 約15万本

自社畑 約6ヘクタール  契約畑 約12ヘクタール

ココファームワイナリーの建物ココファームワイナリーの表札ココファームワイナリーショップ入口

【左】ココファームワイナリーの建物  【中】入口のプレート  【右】ショップ&カフェ入口

ココファームワインショップ店内ココファームのカフェココファームワイナリーカフェランチ

【左】ワイン売り場  【中】ココファーム・カフェ店内  【右】カフェで人気のデッキランチ

こころみ学園の園舎ココファームワイナリー自社畑の斜面ココファーム自社畑カベルネソーヴィニヨン

【左】こころみ学園・園舎  【中】醸造所前にある急斜面の自社畑  【右】急斜面・自社畑のカベルネ

ココファーム醸造場タンクココファーム樽発酵・貯蔵場ココファームトンネルカーヴ

【左】白ワイン発酵タンク  【中】オーク樽の発酵・貯蔵室  【右】山を掘ったトンネル貯蔵庫

ココファーム搬入された甲州葡萄ココファーム園生さんと選果作業ココファーム選果台での選別作業

【左】勝沼町から運ばれた甲州  【中】園生さんも手伝っての仕込み作業  【右】甲州葡萄の選果作業

 

 実は、当店では、一番古くからお付き合いのあるワイナリーです。その昔、ある飲食店様からココファームさんが造っていた「ココファーム・リースリング」というワインを飲ませていただき、その洗練された爽やかな味わい、ドイツワインの甘口より甘く無い絶妙な中辛口仕立ての虜になったのを今でも鮮明におぼえています(現在は発売されていません)。当時からレベルが高かったのは醸造責任者であるニューヨーク生まれのブルース・ガットラヴ氏が1989年よりその醸造技術を駆使したワイン造りをしていたからです。日本に来られる前は、アメリカワインを世界レベルに押し上げたワイン醸造・栽培の名門校、カリフォルニア大学デイヴィス校のマスターコース修了後、アメリカの各ワイナリーでコンサルティング醸造家として活躍されていました。ブルース氏の元に、レベルの高いワイン醸造、葡萄栽培を学ぶべく、優秀な若い人材がこのワイナリーに集まっています(現在、ブルース・ガットラヴ氏は北海道で10Rワイナリーを運営。今もココファームワイナリーの顧問として指導を継続されています)。また、ここで研究された貴重な栽培・醸造技術の情報公開も積極的にしているため、日本ワイナリー全体のレベルアップにも貢献しています。いろいろな意味で存在意義、存在価値のある人気のワイナリーです。

 

 1950年代のこと。机の前での勉強が苦手な少年たちが、鉛筆を鋤(すき)や鍬(くわ)に持ち替えて、山の急斜面を切り開きはじめました。夏の河原で草を刈り、冬の落ち葉を集め、陽当たりの良い南西斜面の畑に自然の肥料をたっぷりと施し、600本あまりのぶどうの苗木を植えたのです。1980年代、この急斜面のぶどう畑の谷間で、たわわに実ったぶどうをつぶし、ワインづくりがはじまりました。知的ハンディをもつ人たちが暮らすこころみ学園の「ぶどう小屋」と呼ばれる小さな小屋の、小さなタンクのなかで、はじめてのワインが誕生しました。凍てついた土を掘り起こす。重い堆肥を担いで平均斜度38度のぶどう畑をはい登る。日の出と共にカラス追いのカネを叩く。炎天下でぶどうの手入れをし、秋、一房一房大切につみ取り、一粒一粒ていねいに選び、つぶし、赤子をはぐくむように大切に醸し、ピンに詰め、ラベルを貼り・・・。自然とともに働く日々は、知恵遅れと呼ばれ続けてきた少年たちを、知らず知らずのうちに、寡黙な農夫に変えていきました。 1989年、この寡黙な農夫たちは、海を渡ってカリフォルニア州ソノマの自家農園を開墾し、カリフォルニアでのぶどうづくりに加わるようになりました。1995年には、親や家族を招待して総勢280名がカリフォルニアの自家農園を訪れました。また、2000年夏の沖縄サミットでは、首里城の晩餐会の「乾杯」にココ・ファーム・ワイナリーのワインが採用されました。「ココファーム小史より」
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ココファーム のぼブリュット2018年白泡 750ml

8,000円(税727円)

 コ・ファーム・ワイナリーのスパークリングワイン「のぼ」は、こころみ学園の葡萄畑で、大切に育てられたリースリング・リオン種の葡萄から原酒(キュベ)を造ります。大量生産を行わず、澱をビン口に集めるルミュアージュも、澱を凍らせて抜くデゴルジュマンも、すべて手作業によるものです。


ココファーム 北ののぼМV白泡 750ml

6,050円(税550円)

 北海道のピノ・ノワールとシャルドネから、ブルース・ガットラヴがキュヴェを醸造。足利で王冠ビン詰して熟成期間は60ヵ月以上。ルミュアージュもデゴルジュマンも、手仕事によるものです。国際的な会議の夕食会でもお使いいただきました。


ココファームワイン 第一楽章2021年赤 750ml

6,050円(税550円)

 1950年代に開墾されたこころみ学園の葡萄畑。 その山頂に育ったマスカット・ベーリーAを野生酵母で醗酵させました。清澄や濾過を最低限に控えて、自然の味わいを生かした秀逸な赤ワインです。



ココファームワイン 協奏曲R2022年赤 750ml

4,510円(税410円)

 栃木県足利市と佐野市の自家畑のノートン種、タナ種、プティ・ヴェルドー種の葡萄を野生酵母で醗酵させ 、3種をブレンド。 無清澄・無濾過でビン詰しました。健やかで香り高く、バランスのよい赤ワインです。


ココファームワイン こことあるツバイゲルト・クヴェヴリ2019年赤 750ml

6,001円(税546円)

 ジョージアから直輸入したクヴェヴリ(卵型の素焼きの壺)に入れ、野生酵母で醗酵させました。クヴェヴリは土の中に埋められ、葡萄は一定の温度を保ちながらゆっくりと穏やかにワインになっていきました。


ココファームワイン こことあるシャルドネ・クヴェヴリ2020年白 750ml

6,600円(税600円)

 ジョージアからクヴェヴリを直輸入し、土中に埋める世界最古のワイン醸造法で造りました。しっかりしたストラクチャーと、フィニッシュに顕著なクヴェヴリの土っぽさやミネラルが感じられます。全体を引き締める伸びのある酸とリッチなアルコール、フレッシュな果実味が口の中にゆっくりと広がっていきます。



ココファームワイン こことあるツバイゲルト2019年赤 750ml

3,960円(税360円)

 北海道余市の小西農園と中川農園で育った葡萄を、野生酵母で醗酵させました。爽やかな風土を映し出す豊かなアロマのしなやかな赤ワインです。


ココファームワイン こことあるピノノワール2021年赤 750ml

6,600円(税600円)

 北海道・余市の木村農園で、すこやかに育ったピノ・ノワールを、醸造家ブルース・ガットラヴ氏が、北海道岩見沢で野生酵母で醗酵させました。


ココファームワイン こことある・ぴのろぜ2021年ロゼ 750ml

3,960円(税360円)

 赤ワインのように辛口で複雑、白ワインのように軽やかでエレガント。いいとこどりの複雑でバランスのよい、溌剌としたロゼワインです。いろいろなお料理によく合います。



ココファームワイン こことあるシャルドネ2022年白 750ml

6,600円(税600円)

 北海道余市の木村農園と荒農園で収穫されたシャルドネも理想的なヴィンテージとなりました。醸造は岩見沢の10Rワイナリーで行いました。


ココファームワイン こことある・ぴのぐり2021年白 750ml

4,950円(税450円)

 Pinot Gris(ピノ・グリ)のGrisとはフランス語で灰色のこと。北海道余市の中川農園と木村農園で育った人気品種ピノ・グリからつくりました。


ココファームワイン 陽はまた昇る2021年赤 750ml

3,300円(税300円)

 タナ種の果実味や渋味、酸味、カベルネ・ソーヴィニョン種とメルロ種の柔らかな口あたりなどが調和した力強く優しい赤ワインです。



ココファームワイン 甲州F.O.S.2021年橙 750ml

3,960円(税360円)

 F.O.S.とは、Fermented on Skins(果皮ごと醗酵)の略。日本の代表的な白ワイン用葡萄品種、甲州種を果皮や種と一緒に醗酵させました。複雑なアロマ、繊細な渋み。グラスに注ぐと、刻々とその味わいを変えていきます。歴史ある製法のオレンジ色のワインです。


ココファームワイン 風のルージュ2021年赤 750ml

3,300円(税300円)

 風吹き渡る山の醸造場で、完熟したクオリティの高い葡萄を野生酵母で自然に醗酵させました。 バランスのよいエレガントな赤ワインです。「2006風のルージュ」は、2008年北海道洞爺湖サミットで採用されました。


ココファームワイン 風のエチュード2021年白 750ml

3,300円(税300円)

 シャルドネ種をメインにプティ・マンサン種をブレンド。野生酵母で醗酵させた風味豊かなやや辛口の白ワインです。お寿司や天ぷらなど和食ともよく合います。



ココファームワイン 農民ロッソ2022年赤 750ml

2,750円(税250円)

 伝統的なボルドー品種 メルロやカベルネ・ソーヴィニョンに、日本固有の葡萄品種マスカット・べーリーAなどをバランス良くブレンドした日本の食卓によく合う赤ワインです。


ココファームワイン 農民ドライ2023年白 750ml

2,310円(税210円)

 華やかな香りと豊かなミネラル、爽やかな酸と凛とした味わい。冷涼な気候の葡萄から生まれた辛口です。 お寿司や和食だけでなく、バラエティ豊かな日本の食卓によく合います。


ココファームワイン あしここ2022年白 750ml

2,200円(税200円)

 「Ashicoco(あしここ)」は日本固有の葡萄品種、甲州種を主体としたワインで私たちがワインを造りはじめた1984年から毎年新たな気持ちで造り続けています。



ココファーム 北ののぼロゼ2013年ロゼ泡 750ml

6,001円(税546円)
SOLD OUT

 ルミュアージュやデゴルジュマンをはじめ、ほとんど全ての工程が手作業による“北ののぼロゼ”。美しい色、芳醇な香り、のびやかな酸、上品なコクをお楽しみください。


ココファームワイン 山のシャルドネ2020年白 750ml

5,800円(税527円)
SOLD OUT

 自信を持ってお届けできる。そんな最高レベルのシャルドネ種からワインを造る ことができたときのみ「山のシャルドネ」をリリースしています。


ココファームワイン プティマンサン2022年白 750ml

4,510円(税410円)
SOLD OUT

 美味しい酸を残したまま、トロピカル な雰囲気もあるよく熟した果実を収穫できるようになりました。 これからの可能性にも大いに期待しています。年ごとに異なる自然の味わいをぜひお楽しみください。



ココファームワイン 月を待つ2022年白 750ml

3,960円(税360円)
SOLD OUT

 ケルナーが持つ、華やかな香り、みずみずしい酸、豊かなフルーツに魅力を感じ、余市の契約栽培農家さんたちに栽培をお願いしています。「2022月を待つ」は、果実味豊かでリッチな味わいのやや甘口の白ワインです。


ココファームワイン こころみシリーズ雲の時間2022年白 750ml

3,960円(税360円)
SOLD OUT

 北海道余市のソーヴィニョン・ブラン、ゲヴュルツトラミナーなど、冷涼な気候に適したいろいろな白ワイン用葡萄から造られています。


ココファームワイン のぼっこ2023年赤泡 750ml

3,300円(税300円)
SOLD OUT

 発泡性のあるペットナット(ペティヤン・ナチュ ール:仏)の条件を備えた、気取りのない溌剌とした赤ワインです。 開栓時に泡が噴き出すことがありますので、よく冷やして静かに王冠を開けてください。



ココファームワイン あわここペティアン2022年白泡 750ml

2,750円(税250円)
SOLD OUT

 微発泡で果実味たっぷりの「あわここペティアン」は、酵母や酸化防止剤を添加せず、無清澄・無濾過 で造られた Petillant(ペティアン)です。


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店長 今井 博

■プロフィール■

・1988年より酒販売に従事する。

・1990年 第40期サントリーソムリエスクール卒業

・利き酒師「SSI日本酒サービス研究会・酒匠研究会認定」

・フランスワイン・コンセイエ「SOPEXAソペクサ・フランス食品振興会認定」