シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ ACサンジュリアン(グランクリュ2級)

フランス・ボルドー地方メドック地区サンジュリアン村

 1855年の格付け以来、継続してサン・ジュリアンの中でもトップの評価を受けるシャトー・レオヴィル・ラス・カーズ。もともとは、レオヴィル・ポワフェレ、レオヴィル・バルトンと共に、メドックでも最も大きなシャトーのひとつでしたが、フランス革命の後に分割され、レオヴィル・ラス・カーズは今のシャトーの土地を所有する事となりました。それ以降、19世紀後半からデュロン一族によってシャトーが守られています。ちなみに、1855年時の格付け制定時にラス・カーズが与えられたのは2級。それでも名誉な格付けですが、シャトーとしては2級という格付けには納得していない、という事もあり、表ラベルにはあえて2級という記載はしていません。トップクオリティーへの気概を感じます。
 サン・ジュリアンの中でも最も北に位置し、すぐ隣はポイヤックのエリアである為、そのワインのスタイルはポイヤックのニュアンスを持つと言われたりします。『Clos(クロ)』 と呼ばれる小区画の畑の土壌は基本、粘土砂利質、砂利質を底土に持つ、第四期の砂利質ですが、ジロンド河によって複雑に形成された土壌。川が近い事により生みだされるマイクロクライメット(微小気候)は、ブドウの完熟を促進し、畑を霜害から守ります。肥沃過ぎない土地、程よい地下の水分量がある事で、どんなヴィンテージにおいてもカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランが素晴らしい成長を見せてくれます。

 1902年から造られている『クロ・デュ・マルキ』は、長らくセカンドワインとみなされてきましたが、レオヴィル・ラス・カーズの畑の西側にある別区画のブドウで造られているので「正式なセカンドワインでは無い、別のワインである」とシャトーが改めて発表しました。2015年ヴィンテージからその『クロ・デュ・マルキ』にはセカンドラベル、『La Petite Marquise Du CLOS du MARQUISE(ラ・プティット・マルキーズ)』が造られ始めました。クロ・デュ・マルキの区画の若木から採れたブドウが中心に使われています。「輸入元様の紹介文より」
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クロ・デュ・マルキ2021年赤 750ml 【ボルドー・サンジュリアン】

10,868円(税988円)

  サン・ジュリアンの偉大なシャトー、レオヴィル・ラス・カーズが特定の区画から造るワイン。その果実味に富んだ豊かな味わいは多くのワインファンを魅了します。


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About the owner

店長 今井 博

■プロフィール■

・1988年より酒販売に従事する。

・1990年 第40期サントリーソムリエスクール卒業

・利き酒師「SSI日本酒サービス研究会・酒匠研究会認定」

・フランスワイン・コンセイエ「SOPEXAソペクサ・フランス食品振興会認定」