シャトー・グリュオー・ラローズ ACサンジュリアン(グランクリュ2級)
フランス・ボルドー地方メドック地区サンジュリアン村
1725年、カトリックの司祭であったグリュオー氏が50haの土地を取得してブドウ畑を作りました。1757年、グリュオー家が点在する葡萄畑を買い集め創設したシャトーの名声は高く、そのワインは1級の4シャトーに次ぐ価格で取り引きされていました。1781年に司祭が亡くなった後、ラローズ家が相続して、以降現在まで続くワイン名になりました。1867年には、サルジェ家とベトマン家(後にフォーレ家)に分割されますが、1917年に前者を、1935年には後者を購入して再統一したのがコーディア社です。1988年以降は所有者がいくつか変わり、1997年ベルナール・タイヤン・ヴァン社(メルロー家)の手に渡りました。サンジュリアンでも内陸がわに点在する66区画にもわかれている畑から造りだされるワインは、力強い仕上がりで、安定感があります。
ファーストラベルに加え、セカンドラベルのサルジェ・ド・グリュオー(Sarget de Gruaud)を造っています。ファーストラベルの表ラベルには『Le vin des rois, Le roi des vins』(ワインの王、王のワイン)とシャトーのロゴを囲む形で記載されていますが、このフレーズはワインの紹介に熱心だった、1850年後半にオーナーを務めていたラローズがつけたもの、と言われています。「輸入元様の紹介文より」シャトー・グリュオー・ラローズ2019年赤 750ml 【ボルドー・サンジュリアン】
12,540円(税1,140円)
隣接する「CH.ラグランジュ」と共にサン・ジュリアンきっての人気を誇るシャトー。毎年品質も安定しており果実味に富んだ味わいとしっかりしたボディは抜群です。