紀乃國わいん工房 和歌山県海南市

〜和歌山県初の個人ワイナリー。熟達の天然酵母醸造・無濾過(粗濾過)ワイン〜

紀乃國わいん工房(きのくにわいんこうぼう) 代表者 南口義彦氏

住所 和歌山県海南市下津町引尾631-1

創業年 2024年(醸造所完成年)

年間生産量 約3000本

自社畑 約1.2ヘクタール

 大阪市ご出身の南口義彦氏は、金属関連企業での技術職や営業職の勤務から、農業に関わるモノ作りがしたいという情熱が止められず、縁あって紹介してもらえた大阪の仲村わいん工房さんになかば「押しかけ」で手伝いに入り、次第に二足の草鞋を履くような生活となります。中途半端は、両社に迷惑がかかると感じ、仲村わいん工房に完全入社。そこから約10年の経験を積んだの機に、後進に醸造・栽培を引き継ぎ2017年末に退社。いくつかのワイナリーからお声がかかるも、栽培を伴わない都市型ワイナリーではなく、栽培から醸造まで出来る「和歌山ワイナリー」の責任者に2018年12月就任されました。和歌山県初のワイナリーとして出発した和歌山ワイナリーですが、親会社がもう一軒の醸造所「湯浅ワイナリー」の運営を2019年6月より開始し、2023年10月に統合することに。名称変更して「和歌山湯浅ワイナリー」が誕生したところで同年12月に職を辞し、和歌山県初の個人ワイナリー設立に向け歩み出します。完全独立を目指し、住み慣れた大阪から2024年1月に和歌山県に移住。ご年齢を微塵も感じさせないアグレッシブな行動力で、築約100年の古民家(みかん農家)を入手し、隣接した元みかん倉庫を改装した醸造所を整え、2024年10月に酒類製造免許を取得され醸造を開始しました。敷地内の母屋を事務所等とし、趣のある土蔵はワイン販売所や飲めるスペースになります。

 近隣で増え続ける耕作放棄地を危惧し、少しずつ植栽していった自家葡萄畑は、約1.2ヘクタールにもなり、シャルドネ、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフランを主に、少数アリゴテ、ピノブラン、マスカットベーリーA、アルバリーニョ等を栽培しています。和歌山県産葡萄のみで年間約1万本程度の醸造を目標とする小規模な工房ならではの丹念な仕事で、経験豊かな個人の技量を存分に活かした天然酵母発酵、亜硫酸添加微少、ほぼ無濾過(粗濾過)仕上げのワインを造っています。大阪のがんこおやじさんの系譜を持つように感じるしっかり中身の詰まったワインスタイルは、香りと味わいが最初から開いているにしても閉じているにしても、時間の経過とともに最終的には思わず顔がほころぶような厚みのある豊かな芳醇さを披露してくれます。
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紀乃國わいん工房 八百万神デラウェア2024年白 750ml

3,520円(税320円)
SOLD OUT

 天然酵母醸造、簡易ろ過。しっかりとした飲み口とうまみとミネラル。残り香にぶどう本来の果実味を感じさせる余韻のあるワインに仕上がっております。


紀乃國わいん工房 八百万神カベルネソーヴィニヨン2024年赤 750ml

3,520円(税320円)
SOLD OUT

 天然酵母醸造、簡易ろ過。飲み飽きのしないようアルコール度数を抑えて11度を目指しました。最初に花のような甘い香とふくよかな広がりをお楽しみいただければ幸いです。


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About the owner

店長 今井 博

■プロフィール■

・1988年より酒販売に従事する。

・1990年 第40期サントリーソムリエスクール卒業

・利き酒師「SSI日本酒サービス研究会・酒匠研究会認定」

・フランスワイン・コンセイエ「SOPEXAソペクサ・フランス食品振興会認定」