余香ワイナリー(ヨカワイナリー) 北海道余市町

〜余市登モンガク地区の石や岩だらけのヴィンヤードで営む家族経営のワイナリー〜

Yoka Winery 代表者 喜久雅史氏

住所 余市郡余市町登町

創業年 2018年

年間生産量 約-本

自社畑 約2.1ヘクタール

 福岡県ご出身の喜久雅史氏は、過去にMBA(経営学修士号)を取得する際に書いたワイナリーのスタートアップに関する修士論文が忘れられず、ワイン造りの夢がふくらみ、18年間勤めていた銀行を退職。2019年41歳のときにご家族3人で福岡から北海道へ移住し新規就農されました。ピノノワール栽培の草分けとして有名な余市登地区の木村農園で1年間研修し栽培技術を学び、30年以上耕作放棄地だった余市登モンガク地区の農地を2018年に取得。自身の農地を2019年より開墾、植栽しながら、岩見沢市の10Rワイナリー・ブルースガットラヴ氏のもとで、4シー ズン(2019〜2022年)研修し、醸造技術も身に付けました。海岸線から約3.5kmの場所にある、登町のモンガク線沿い、標高70m前後、傾斜4〜10度の南西向きの、石や岩で覆われた丘陵地の自家畑は、何度も出現する巨大な石で開墾は困難を極め、4年かけて植栽が一段落。果実酒製造免許で必要とされる収量を自家畑で確保できるようになったことから、醸造所を作り2023年に自家醸造を開始しました。

 余市登モンガク地区に約2ヘクタールあるヨカワイナリーさんの、石や岩だらけの南西向き自家畑には、木村農園選抜クローンから育てたピノノワール(約1ha)、シャルドネ(約0.5ha)、ケルナー(約0.5ha)が植えられています。耕作放棄される以前の30年ほど前までは、林檎やナイアガラなどが栽培されており、当時のナイアガラ葡萄畑を知りその葡萄を購入していたワイナリー関係者の人物いわく、「余市、仁木を一望できるこの畑は、余市で1、2を争う絶景ポイントで、陽が当たり続け日当たりが良いことから、契約農家のなかで、最も早くに葡萄が熟し、出荷量も常にトップクラスだった。」とのこと。ヨカワイナリーさんの自家畑のポテンシャルがうかがい知れるエピソードです。そんな、底知れぬ素晴らしい余市のテロワールから誕生するワインは、野生酵母発酵・無濾過・無清澄仕上げの中身が充実した状態で瓶詰され、よりいっそう香り豊かに“余香”(余市の香り)をあますことなくたっぷりと感じさせてくれます。

 

余香(よか)シリーズ・・・石や岩で覆われ枯渇した畑でようやく根付 いてきた葡萄から、余市の香り豊かな良かワイン造りを目指します。ワイナリー名を冠した自社葡萄シリーズです。

余珀(よはく)シリーズ・・・ヨカワイナリーは、地域との繋がりを大切に、地域の葡萄も受け入れて精一杯醸します。 「珀」には、曇りのない美しい玉という語源があり、余市生産者の美しい葡萄という意味を込めた買い葡萄シリーズです。

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ヨカワイナリー 余珀ツバイゲルト2023年淡いロゼ 750ml

4,125円(税375円)

 新樽に6ヶ月間入れても樽負けせずに、ツヴァイの果実感とほのかな苦みが調和して、スルスル飲めるツヴァイに仕上がりました。


ヨカワイナリー 余珀ケルナー2023年白 750ml

3,960円(税360円)

 2023年ヴィンテージの力強さとボリュームの特徴をよく示している。様々な料理、特にシーフード料理と相性が良さそう。今飲んでも楽しめる。


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About the owner

店長 今井 博

■プロフィール■

・1988年より酒販売に従事する。

・1990年 第40期サントリーソムリエスクール卒業

・利き酒師「SSI日本酒サービス研究会・酒匠研究会認定」

・フランスワイン・コンセイエ「SOPEXAソペクサ・フランス食品振興会認定」