スプリングワイン 山梨県甲府市
〜地域を盛り立てる自家畑産山梨ワインの楽しさ伝える街中ワイナリーをご夫婦で創業〜
スプリングワイン 代表者 佐野いずみ氏
住所 山梨県甲府市朝日4-5-3
創業年 2024年(葡萄栽培は2020年から)
年間生産量 約8000本
自社畑 約1ヘクタール
おふたりとも勤めていた甲府市役所を退職して、ものづくり(農業・醸造)の世界に入った佐野ご夫妻は、夫の佐野哲哉氏が2016年より農業に、妻の佐野いずみ氏が2018年より葡萄栽培・醸造の道に進まれます。2019年から、栽培に関しては山梨県域に多数ある生産農家のなかにあっても“達人”と目される農業生産法人アイヴァインズ代表の池川仁氏(シャトー酒折キュヴェイケガワの葡萄供給生産者)に師事すると同時に、醸造は甲州市塩山にある機山洋酒工業(キザンワイン)の土屋幸三氏・由香里氏ご夫妻のもとで研修。栽培・醸造ともに、教授してもらうのが困難と思われる山梨県屈指の人物から卓越した技術を学ばれたと言えます。出身地でもある地元甲府の町の空洞化を緩和し盛り立てる一助になりたいと、甲府駅から徒歩約10分の朝日町通り商店街の一角に2024年4月醸造場を新設し、同年9月から自家醸造を開始しました。誰もが立ち寄り易い街中にある、山梨県ではめずらしい小規模な都市型ワイナリーの業態ですが、農業から志しただけあって街中ワイナリーでありながら、驚くことに自家畑葡萄100%使用のドメーヌ形式のワイナリーとなります(開業当初は一部買い葡萄有り)。合わせて約1ヘクタールになる自家葡萄畑農園は3ケ所に有り、2020年に植栽し栽培を開始した北斗市明野町にある明野農園(甲州、マスカットベーリーA、シャルドネ、メルロ)、2021年に師匠の「農業法人アイ・ヴァインズ(i-vines)」代表・池川仁氏から譲り受け管理を引き継いだ穂坂町に隣接する甲斐市宇津田谷にある双葉農園(甲州、マスカットベーリーA)、甲府市の中心市街地から東へ4キロメールほどの場所にある甲府農園(マスカットベーリーA早摘みロゼワイン用)。山梨の伝統的栽培品種で日本固有種の甲州とマスカットベーリーAと、日本の気候でも栽培実績の高い欧州品種のシャルドネ、メルロの4品種を栽培されています。
スプリングワインの「SPRING」には、代表の佐野いずみ氏の名前と同じ「泉」という意味があるのと、「湧き出す」「はじける・はずむ」といった意味もあり、ワインを飲んで心が弾んだり幸せが湧き出たりと、飲んだ方の幸せの源泉になれば、という想いが込められています。修得した栽培・醸造技術を活かし、健全に成熟させた自家葡萄と、綿密な醸造管理から生まれるスプリングワインは、多くの人に寄り添う好感度抜群な、鮮やかな果実感を持った丹精な仕上がりとなっています。
2,530円(税230円)
SOLD OUT
澄んで輝きのあるレモンイエローの色調。グレープフルーツや夏みかん、はっさくの等の柑橘の香りや、洋ナシ、青りんご、白い花のフローラルな香りも広がります。口当たりは滑らかで、はつらつとした酸味と豊かな果実味が口中に広がり、後味に感じる心地よい苦みが全体のまとめ役となっています。
スプリングワイン マスカットベーリーAロゼ2024年ロゼ 750ml
2,530円(税230円)
SOLD OUT
イチゴやラズベリーなどの赤い果実の香りが華やかに広がるチャーミングなロゼワイン。後味に感じるほのかな苦みがアクセントとなって、全体のまとめ役となっています。自社農園のマスカット・ベーリーAを使用。
スプリングワイン マスカットベーリーA樽熟成2023年赤 750ml
2,860円(税260円)
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イチゴやラズベリー、ブルーベリーのような果実の香りに加え、木樽熟成によるバニラやカカオの香りも感じられます。タンニン(渋み)は穏やかで、口当たりの柔らかい赤ワインです。自社農園のマスカット・ベーリーAを100%使用。